本屋の価値の残し方を考え中
この記事は 本屋専用ファンクラブ | リトルスタッフ の開発記録です。
リトルスタッフを「本屋の価値を可視化する」ものに変更するべく考え中です。
今日は「どう可視化するか」に関するメモです。
文章か画像かリアクションか
読者は本屋体験に関する満足感をリトルスタッフを通して投稿します。
この時の投稿形式は文章が良いのか画像が良いのかリアクション(いいね的なやつ)がいいのか。
文章は汎用的です。「良かった」という感想から長文まで書こうと思えば書けます。
なおかつ店主と話しただけの体験からイベント参加レポートまで、幅広く対応できます。
その反面、文章を投稿することに抵抗を覚える人もいます。
理由は面倒臭いと思ったり、「ちゃんと書かなきゃ」と身構えたり、恥ずかしかったりするためです。
Twitterで気軽に投稿できるのは、あくまで「独り言」のような場になっているからです。
自分のつぶやきで「良かった」の4文字を書くことはあっても、わざわざ相手にメンション付きで4文字を飛ばす人はなかなかいません。
直接的なメンションではなくツイート中にIDを含めるケースは多々ありますが、あれも「独り言」の延長です。
教室で相手に聞こえるように会話しつつ、でも相手に直接話しかけているわけではないようなものです。
その点、画像は文章よりも気軽です。
綺麗に撮りたいという欲求は生まれるかもしれませんが、「ちゃんとしなきゃ」という気持ちは生まれません。
しかし画像は投稿するメリットがほとんどありません。
レストランとかと違い本屋は出入り自由で「失敗」は存在しないため、食べログみたいに読者が店内写真をたくさんあげる必要はない。イベントの写真はNGな人を写す可能性があるし、本の写真をあげても(買ったから)その本屋にはもう無いから微妙。なので読者が写真投稿する利点ない気がする
— リトルスタッフ (@littlestaff_jp) January 3, 2018
なおかつ、店主と話しただけの時とか画像がない場合に困ります。
文章と画像を両方投稿できるようにすれば、という意見もあるでしょうが、一つ一つで存在意義が薄いものを両立させても仕方ありません。
あと画像は開発コストも維持費もかかるので慎重になっています。
「いいね」とかFacebookみたいなリアクションは一番気楽です。
ただし「価値を可視化する」という観点では分かりにくい。
最終的にはどこかに落ち着くはずですが、どれにしようかなと考え中です。
文章についてもう少し掘り下げる
一口に文章と言っても、Twitterのような短文形式と書評サイトのような長文形式があります。
これをどちらにするかはサイトの性質によります。
リトルスタッフのターゲット層は「好きな本屋のファン」です。
ということは間隔に個人差があれど、好きな本屋には何回も行くはずです。
つまり、何回も投稿することになります。
そうなると重めの長文よりは、軽い短文の方が良い。
とはいえ、文章を残すだけでは浸透しない
読者が本屋の価値を書いたとします。
リトルスタッフを通して本屋にポイントが加算され、本屋はポイントを換金できます。(予定)
つまり読者は自分の投稿が、金銭的にもマーケティング的にも気持ち的にも本屋の応援に繋がります。
しかし今日ずっとイメージしていたのですが、それでもリトルスタッフは使われない。
「リトルスタッフを使いたくなる」ような、ワクワクする仕掛けがない。
どんなに意義があって「それいいじゃん」と思われるようなものでも、実際に行動してもらい、継続させるには不十分です。
それには頭ごなしの理由じゃなくて、感覚的にハマる何かが必要。
イメージの時点で既に失敗しているので、そこをクリアすべく考え中です。
日記
TODOを棚卸しした。
思い付き含めて継続課金ベースでやりたいこと、やることが大小合わせて100個以上溜まっていた。
(事務作業や開発的なTODOから機能追加とか色々ひっくるめて)
継続課金ベースのTODOは一旦消して、すぐに出来そうなやつは対応して17個まで減らした。
宣伝
本屋向けのこういうのも開発しました。ご興味ある方をお待ちしています。
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