僕らが本屋の未来を変えるまで

リトルスタッフ開発や日々の取り組みについての記録

『「どうすれば本が売れるか」を考える前に本気で考えなければいけないこと』のまとめを見た感想

本屋専用ファンクラブ | LittleStaff
↑11/24リリース予定です。

数日前の話題ですが、こんなのがありました。
「どうすれば本が売れるか」を考える前に本気で考えなければいけないこと - Togetterまとめ

このまとめは本屋じゃなくて作家よりの話ですが、見ていて思ったことを簡単にメモ。

作者に投げ銭

「作者に投げ銭したい」ニーズ。

この「クリエイター(作家、絵師など)に投げ銭したい」という話は昔からあるし、昔も今も色々な投げ銭サービスがあるので実現可能ですが、あくまで投稿サイトの1機能として付けて欲しいってことでしょうか。
ちなみに今月にKampaを使った実例が出ています。
なろう作家さんが投げ銭システム「Kampa!」を利用して読者からお金を集めようとした結果、速攻で2万円以上集まる | まとレーベル@ラノベ新刊情報まとめサイト

LittleStaffにおける本屋もそうですが、仕組みがあっても本人(作家、絵師、本屋)がそれをやりたいと思うかどうかが問題です。
単純に面倒臭いとか、良くわからないとか、気が引けるとか。
投げ銭とは関係ないですが電子書籍で配信したくない漫画家もいるわけなので、みんながみんな合理的に動くわけではない。

本屋がお客さんのために選書する

これは既にいくつかの本屋さんがやっています。

とはいえ全国全ての本屋さんがやっているわけでは、もちろんありません。大変ですからね。

本屋で立ち読みがしにくい?

「立ち読みがしにくい」のを僕は全然実感していないんですが、そういう本屋さんも多いんでしょうか。
あ、もしかしてマンガのことでしょうか。
昔はどうだったか覚えていないですが、少なくとも今は多くの本屋さんでマンガの中身を見れないですね。

ラノベを図書館に

非常に説得力ある。
僕は中高生の頃は読書自体していませんでしたが、社会人前の20歳ぐらいで読書を始めたとき、確かに図書館でラノベに限らず色々借りました。
当時はお金を払って買う感覚がなかった。
それが今では図書館を使う方が稀で、ほとんど買います。

感想

投げ銭も選書もそうだけど、アイデアはみんな思いついて、実際にそれをやっている人もいて。
でもそれらの多くは認知されていない。存在すら知られていない。
課題はそこにあると思っています。
イデアやビジネスモデルは大した問題じゃない。知ってもらう、使ってもらうまでの認知活動がすごく難しい。
これは別に出版関係に限らず、全ての新規サービスの課題としてあるあるですが。

LittleStaffもまずは認知してもらうことが大事で、そこをどうするか常に考えています。

日記

今はテストサーバーにて動作確認中。
この確認が終わったら一旦本番サーバーを更新する。

f:id:kanno_kanno:20171109220336p:plain:h400
(スマホUI)

宣伝

LittleStaffに協力してくださる本屋さんを募集しています。
http://little-staff.hatenablog.com/entry/2017/10/16/184104

このブログの更新情報は以下でも確認出来ます。