課金のアイデア出し - ポイント制
この記事は 本屋専用ファンクラブ | リトルスタッフ の開発記録です。
リトルスタッフはなるべく継続課金で進めたいとは思いつつ、考える道筋として他のやり方もぼんやり残しておく。
そうして継続課金という制約を外した時に一番思いつきやすいのがポイント制です。
仮想通貨にするかサービス固有のポイントにするかはありますが、そこは無視して考えます。
手順1. 読者はリトルスタッフからポイントを買う
例えば1円1ポイントみたいな形で購入できるようにします。
この時点ではポイントを買っただけで、本屋には何も関係ありません。還元もされません。
ポイントはこのあと使います。
もし仮想通貨でやるなら、お手持ちの仮想通貨がそのまま使える。
仮想通貨を買う場合は他のサイトで。
手順2. 本屋はリトルスタッフを通してスキルを売る
例1: 今日の1枚
今も運用されている「今日の1枚」に対して、読者は好きなだけポイントを付与できる。
もちろんポイントは使ったら読者の手元からは減っていく。
例2: 選書コーナーを設ける
例えばリトルスタッフに選書専用の画面/機能を追加する。
読者はざっくりと「xxに関する本」みたいなテーマを投げる。
本屋は任意でそれに応える。
Q&Aの掲示板みたいなもの。質問は読者だけが出来て、回答は本屋だけが出来る。
読者は良いと思った回答にポイントを付与する。
例3: 純粋に本屋にポイントを付与する
もう単純に本屋に対してポイントをあげる。
手順3. 本屋はポイントを換金できる
1ポイント1円で換金できる。
換金せずに他のことに使いまわすと、より仮想通貨に近くなる。
おまけ: 本屋のお手伝いをするとポイントが増える
何か良い感じにして、本屋のお手伝いをすると読者のポイントが無料で増える。
例えばお友達を来店させるとか。
普通にお店で本を買ったらポイント付与、が一番分かりやすいかも。
サービスとして運営するなら、このポイント代はリトルスタッフが持たなくてはいけなさそう。お金大事。
ここはもうちょっと上手く設計すればリトルスタッフの持ち出しは少なくて済みそうな気がする。
感想
【良い点】
直接的な現金じゃなくてポイントにするのはお互いの心理的抵抗を下げる。
少額かつ単発でも課金出来るので継続課金より気楽。
読者も本屋も「ポイントが増える」という仕組みにより社会的欲求を満たせる。
【イマイチな点】
スタッフ感が出ない。
「ポイントをもらうためにxxする」あたりが一応スタッフっぽいけど。
目的と手段を履き違えてはいけないからスタッフ感を出すことにこだわる必要はないかもしれない。
でもスタッフ感を出していかないと機能勝負になり「モノ」としての勝負になるので、競合サービスが出てきたときに勝てない。
スタッフ感を出せた方が登場人物みんなが楽しめそうだし。
あとは法律面での問題。
これだと前払式に該当すると思う。残念ながら前払式を運営する資金は今ない。
こうやって考えたものの、高確率で採用しない。
ただ「継続課金」「継続課金」で視野が狭まるとアイデアも出てこないので、刺激を出すためにこういう路線も考えている。
日記
「死」に関する本を3冊買った。でも当分読めないかもしれない。
読みたい本が溜まっていく。積読が...。
純粋に楽しみたい本と、単純に情報を入れたい本があって、後者はテクノロジーや方法論でもっと効率化したい。
前者は単なる贅沢なので、余裕が出来たときに堪能すればいい。
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本屋向けのこういうのも開発しました。ご興味ある方をお待ちしています。
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