本屋を支援した代わりに欲しいものは何だろう
カンノです。
リトルスタッフでは、登録されている本屋さんを月額で支援できます。
金額は300円、1000円、3000円の3種類です。
支援した金額の約90%がその本屋さんに還元されます。
今のところ、支援した代わりに読者(一般ユーザー)がもらえるものは「本屋からの画像投稿」です。
(他にも、その本が手に入る「応募券」もありますが今回の記事では省略)
内容は自由ですが、今は選書の画像がほとんどです。
7月から運用してみて、実際に使うひとりのユーザーとして「もう一つだけ何か要素が欲しい」と感じています。
じゃあ何が欲しいのだろう、というのが最近の課題です。
アクタージュが面白い
話がそれますが、いまジャンプで連載中のアクタージュがめちゃくちゃ面白いです。
ジャンプの中で”好き”な作品は他にもあるんですが、僕の中でアクタージュは別格です。
アクタージュ act-age 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: マツキタツヤ,宇佐崎しろ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/05/16
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
アクタージュに投げ銭したいです。お金じゃなくても、作者が喜んでくれる何かをしたいです。
(単行本は買っていますし、ジャンプのアンケートには答えておきました)
そうしたとき、「僕は支援の代わりに何が欲しいだろう」と考えています。
一番の願いは「今のまま面白い連載を保って、変にテコ入れも入らず、蛇足で続くこともなく綺麗に完結すること」です。
支援の代わりに特典はいりません。たとえばネームが見れるとか、制作風景が見れるとか、限定イラストが見れるとか、限定グッズが手に入るとかいりません。
作者の負担にならなければまだしも、制作にかける体力を特典に使うくらいなら、作品に全力を注いで欲しい。
この感覚は、リトルスタッフを通して本屋を支援するときの気持ちと同じです。
(そういう風な使われ方を目指している)
「限定画像」とか「割引特典」とかあっても全然問題ないけど、一番は店舗業務に費やして欲しい。
じゃあ投げっぱなしの一方通行な支援で満足かというと、そんなこともない。
一方通行の支援では物足りない
僕は「支援する目的」で、あるコミュニティに1年近く課金していました。
課金したリターンはFacebookグループを使った、限定投稿の閲覧でした。
でも僕は支援が目的だったので、その投稿に興味はありませんでした。
(ほとんど見ていません)
コミュニティの中心人物の講演を見る機会があって、感銘を受けたので支援しました。
リターンを見なくても無駄に感じたことは一切なく、納得した上での課金だったのですが、「支援した効果」が全く見えなかったので、1年が経つ頃には「もういいか」となってしまいました。
この現象は、今のままだとリトルスタッフでも発生します。
実店舗やSNSから見える活動や思想が好きで本屋を支援したものの、次第に"支援する熱"が冷めていく。
そんな現状は目に見えています。
そしてこれは上記の実体験からいくと、いくらリターンを頑張っても効果は薄いということになります。
(そしてリターンを頑張ることは本屋の負担になるので本末転倒)
どうするか考え中
実体験を振り返って、リトルスタッフに通じることを考えています。
- 支援したい気持ちのときは、リターン(特典)に余計なコストはかけないで欲しい
- 支援目的の場合は、リターンに興味がないこともある(お互いに不幸な状態)
- かといって”支援の効果”が見えないと「別にいいや」になる
この答えが見つかって、かつそれが本屋という業態独自のものだった場合に、リトルスタッフは化ける。
本屋独自の答えが見つからなくても、「コレかも」というのが閃いたら試します。
アクタージュを支援した場合、僕だったら何を手にしたら(どういう体験をしたら)嬉しいかなあ。
もし参加書店の中に好きな本屋があったら購読して頂けると嬉しいです。1ヶ月は無料です。
リトルスタッフ | 本屋の定期購読
また、よかったら公式SNSアカウントのフォローお願いします。