リニューアル期限まで残り1ヶ月
「本屋のサブスクリプション」へリニューアルする - 僕らが本屋の未来を変えるまで
リニューアルまで設計や進捗を残していきます。
リリース期限まで残り1ヶ月となった。
開発はひたすら進めているけど、並行して仕様を考えないといけない部分が出てきた。
一番大きいのは法律に関するところで、「未使用の応募券」をどうするかということ。
応募券は課金プランに応じて取得できる。例えば1000円/月のプランなら毎月1枚手に入る。
もし使わなかった場合、応募券は翌月に持ち越される。
つまり1000円/月プランの人が未使用のまま3ヶ月経ったら手持ちの応募券は3枚になる。
当初はこのまま「永遠に残り続ける」つもりでいたけど、法律的によろしくないというアドバイスを弁護士さんに頂いた。
まず「サービスとして未使用残高が1000万円を超えたら保証金が必要になる」こと。
かといって応募券を期限付きにしてしまうと(例えば6ヶ月未使用だったら消失するとか)、読者に損を与えてしまう。
損になってしまうこと自体は法律的に問題ないと思うんだけど(これは未確認)、サービスのスタンスとしてそれはやりたくない。
これらの規制を避けようとして「応募券はおまけです」としちゃうと、今度は違う法律(景品表示法)に抵触する可能性がある。
ということで「未使用の応募券を、読者になるべく損がない形で消化するにはどうするか」を考えないといけない。
今回のシステムは宝くじみたいなものなので、サービスが成長するほど未使用のまま(当選しないまま)数ヶ月持ち越す人はたくさん出てくると思う。
他に考えないといけないこととしてはサービスの見せ方や伝え方。
今回のリニューアルについて何人かに話した感触として、たぶん今のままだと一般ユーザーに仕組みやメリットが伝わらない。
特に伝わらない・誤解されそうだと思っているのが次の点。
- 課金はシステム全体にするのではなく、本屋ごとに課金する
- 本屋Aに1000円プラン、本屋Bには300円プラン、という感じで課金する
- 応募券はそのプランに入っている本屋でしか使えない
- 本屋Aのプランで手に入れた応募券を、本屋Bで使うことは出来ない
- 応募券は抽選に落選したら返ってくる
この辺の対策としてリリースまでに何回かユーザーテストをしたい。
そしてこれらを踏まえて、キャッチコピーやサービス説明(TOPに表示するやつ)を考えないといけない。
最近は通勤中にポジショニングに関する本を読んでいる。
人は自分の見たいものしか見ない。消費者の頭の中をとことん考えなさい的な話が書かれていた。
リリース初期のターゲットは以下の人達。彼らに刺さるメッセージを考える。
- 対象の人達
- 社会人(クレカを持っているので)
- 本屋に行って自分で本を選ぶのが好き
- リトルスタッフ参加書店の中に好きな本屋がある
- かつそこで普段から本を買っている
- 対象外の人達
- 学生(クレカがないのでサービスを利用できない)
- 本に興味ない
- 最近、本を読んでいない
- 目的買いしかしない
- 自分で本を選ぶなんて面倒
- 配送して欲しい
日記
リリース期限まで31日。残TODOは現時点で33個。
感覚としては6月の1週目ぐらいで一旦メイン開発を終えて次の段階(動作確認とかブラッシュアップ)に入らないと厳しい。