本屋さんから会員に何を提供するかのアイデア出し
今日は本屋経営もしている出版関係の人に時間を作って頂いて、ブレスト兼ねてゆるく相談してきました。
その中の有料会員へのリターンを何にすべきか、というテーマについてまとめます。
本屋さんの手間はなるべくない方がいい
日記なり書籍紹介なり何かしらのテキスト情報を配信するのは、実績がない段階では人手的に厳しいというご意見を頂いた。
僕もこれは同感で、本屋側のコストは極力0に近くないと導入は難しいと考えています。
「これだけの手間をかければこれだけの反応がある」という見込みがあればいいのですが最初はそれがありません。
別の本屋の人は「書くよ」と仰っていて有り難いことですが、たぶんそれは少数派だと捉えています。
最初は僕が運用する
アイデアとして提案されたことでもあり、僕自身も想定していることです。
コスト的に最初は店員さんに動いてもらうのではなく、僕が「臨時スタッフ」として運用できることが望ましいと思っています。
そういう点でも、テキスト系は実は難しいと思っていました。
日記や選書理由、新刊情報などは実際の店員ではない僕には書けませんので。
その想定もあり最初は多くて5店舗ぐらいで運用したいと考えています。
他商材の割引やイベント系の特典
コーヒーの割引やイベントチケットやイベント特典などは、アイデアとしては出しやすいです。
ただ、それだとカフェやイベントをやっていない本屋からすると参考になりません。
「うちはカフェやっていないからなあ」という反応になってしまいます。
テスト運用とするなら、シンプルな本屋でも適用できる何かが良いのではないか。
来店するとポイントを付ける
GPSを使って来店したらポイントを付ける。溜まったポイントで本なり他商材なりを買える。
来店できない人には意味のないリターンですが、「応援」メインで投げ銭してもらう分には良いのではというスタンス。
これはとても良いと思います。ただ以下の理由で初期の機能としては僕が乗り気ではありません。
なおこのモデルならお金でポイントを買っているわけではないので、前払式支払手段には該当しないはず。
店内写真(特に平台)の写真を載せる
平台とは店内入り口とかによくある、台の上に本が平積みで並んでいる販売スペースのことです。
「お店の平台を見れるアプリが欲しい」ことは、結構前に他の人から聞いたことがありました。
当時はマネタイズが浮かばなくて保留にしていました。
今回、相手の方に「平台の写真が送られてくる」というアイデアを聞いて思い出しました。
言葉だと良さを伝えるのが難しいですが、本屋好きは「平台が見える」ことの面白さが分かるかと思います。
僕自身も欲しいですし、他の読書家の友人も興味を示していました。
「平台を見たいけど店舗に行く余裕がない」人向けです。
ファンだけど遠くの本屋さんとかもそうですね。
「お金を払ってまで平台を見たいか」というと微妙ですが、「応援の対価として平台が見える」のなら心理的にもクリアできる気がしています。
これなら各店舗に行って写真を撮ってアップするだけなので、僕一人でもできます。
そのまま店員さんに引き継ぐことになっても、ほとんど負荷はかからないはず。
今でも本屋さんによってはインスタとかTwitterとかSNSにアップしているので希少価値はないかもしれません。そこだけ懸念ではあります。
この案の課題は、開発側の仕様です。
単純にUIの仕様や作り込みをどうするかという点もありますが、何より画像のインフラコストです。
画像が増えていってもユーザーは増えない場合、赤字が増すことになります。
メールに画像を添付するだけならサーバーコストを回避できますが、ユーザー体験的に面白くないのではという不安。
あくまでベータ版としてメール配信であって、将来的にはちゃんとWeb(もしくはアプリ)上で見れるようにします、という補足があれば大丈夫だろうか...。
「画像投稿」出来るなら投稿者のコメントを付けたり、ユーザーからのコメントやリアクションも欲しい。
もうまさにインスタ。でもそうなると実装ボリュームが増えるな。思っているスケジュールでいけるかな。
みたいなことを今考えています。
日記
決済代行サービスやメール配信の調査が進まない。
主にやる気の面で技術調査はどうにも苦手だ...。バグ調査は好きなんだけど。
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