僕らが本屋の未来を変えるまで

リトルスタッフ開発や日々の取り組みについての記録

投稿に対するリアクション機能を追加したい

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リトルスタッフ | 本屋の定期購読


リトルスタッフでは購読した本屋の投稿を見ることが出来る。
投稿に対しては「いいね」を付けるかどうか、しか出来ることはない。

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これはシンプルだけど少し物足りない。

本屋からするともっと多くの情報が欲しい。
何が良かった/悪かったのか、どういう感想を持ったのかなど。
情報は多いほうが単純に嬉しいし、今後の投稿や店作りの参考にもなるはずだ。

読者からすると「いいね」を付けることにそこまで大きな喜びがない。
相手(本屋)へのリアクションとして機能するけど、どこまで本屋のモチベーションに貢献しているか分からないから、イマイチやりがいがない。

こういった問題を解決したい。

応援がメインなのか本との出会いがメインなのか

リトルスタッフでは本屋の投稿を見ることができるけど、「新しい本と出会う」ことをメインの目的にはしていない。
選書の投稿は活動報告的な意味合いと、応募券がある人に対する購入のきっかけがメインだ。

だから基本的に在庫(画像を取れる商品)の投稿に限定している。
(システム的には制限はないので適当に画像を持ってくれば投稿できるけど)
例えば「ISBN入れたら勝手に書影画像を設定してくれる」みたいに在庫がない商品も投稿できるようにするのはコンセプトを超えた方向性になる。
少なくとも今はリトルスタッフでの投稿は「店舗の一部を切り取ったもの」であることを望んでいる。

本との出会いをメインとしたサービスにするなら、正直「投稿するのは本屋のみ」というのはマイナスの制約でしかない。
Standのように誰でも投稿できるようにすべきだ。
その上で(希望するなら)好きな本屋だけをフォローしてタイムラインを眺めればいい。

リトルスタッフは本を知るためのサービスではない。リトルスタッフでは本屋の応援がメインになる。

コメント機能を付けるか

もしコメント機能を付けるとしたら、ケースは3つある。

  1. 本屋に対してコメント(投稿関係なくコメント)
  2. 投稿に対してコメント
  3. 投稿に含まれる画像に対してコメント

全部対応してもいいし、特定のケースだけ対応してもいい。目的次第。

ただコメント機能の問題は(昔の)僕自身が恐らく使わないことで、「僕は使わないけどね」という機能はなるべく作りたくない。
今なら本屋さんとは「知人」の関係になっているのでコメントに抵抗はないが、一般のお客さんだった昔の僕をユーザーとして想像すると、絶対にコメントしない。
応援や期待する気持ちと、コメントするかどうかは別問題。

コメント以外のアイデアとしては「ブックマーク(自分のメモ用途)」「タグを付ける」などがある。
結局「自分のためになる」ポイントがないと昔の僕のような読者は使わない。
しかしそうやって「ためになる」ところを掘り下げていくと、応援というより「出会いのツール」になってしまう。そうすると前述したようにコンセプトから外れる。違和感のある機能(サービス)になっていく。

本屋が求める機能に寄せると読者が使わないものになるし、読者が使いやすい機能に寄せすぎると本屋にとってそこまで嬉しくなかったりサービスとして不自然なものになる。
自分のためにもなるけど、本屋のためにもなり、サービスとしても自然という落とし所が望ましい。


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