「本屋のサブスクリプション」へリニューアルする
二転三転していましたが、リニューアルを"本屋"のサブスクリプションに決めました。
概要
読者は本屋に対してサブスクリプション(継続課金)すると、「選書の表示」と「応募券」を手に入れます。
使い方の流れは3ステップです。
- 本屋は自由に5冊を選書する
- 1日1回まで作成できるため最大で5冊x31回 = 約150冊
- その本屋の有料会員になっている読者は、選書の中から欲しい本を応募する
- 応募締め切りは選書の公開日(つまり1日以内)
- 読者は当選したら本屋へ本を受け取りに行く
コンセプト
『新しい本を見つけるのは楽しい』
現状では面白い本を見つけるには「本屋へ行って」「全ての売り物の中から」選ばないといけません。
これは物理(移動距離や時間、体力)的にも心理(選ぶストレス)的にもコストが高いものです。
だからリニューアルでは、本屋が5冊まで選択肢を絞ります。
その上で読者は自分が欲しい本を選びます。選んだ本は(当選すれば)手に入ります。
既存の選書サービスとの違い
既存の選書サービスとは大きく2つ違います。
違う点1: 最終的に本を選ぶのは読者
多くの選書サービスでは読者から好みなどを聞いて「あなたに合う本」という形を取りますがリトルスタッフでは違います。
選択肢は本屋が、決定権は読者が持ちます。
選書サービスは普通「自分で選ばない人」向けであり、それはそれでニーズがあります。
しかし僕は「自分で選びたい人」です。本屋の面白さは「本を選ぶこと」だと捉えています。
本屋を盛り上げていくため、本屋の面白さを引き上げるために「選ぶ楽しさ」を削ることは出来ません。
ただ選ぶことは確かに難しいし疲れることもあるので、本屋には選択肢だけ提案してもらいます。
違う点2: 本は送られてこない(本屋へ取りに行く)
キャプチャのようにこれは普段から本屋に行く人をターゲットにしているので、その本屋に取り置きがあれば十分です。
欲しい本を応募する
課金すると、その本屋への応募券を手に入れます。
例えば2000円/月のプランだと応募券を1枚GETできます。
読者は応募券を使って、「その本が手に入る抽選」へ参加できます。
当選はシステムがランダムに決めます。
当選した場合は応募券を消費しますが、落選した場合は消費されません。
なので当選するまで応募をすれば、確実に本が手に入ります。
2000円のプランといえど、同等の本を1冊買うのと違わないということです。
(たぶんこの辺りを理解してもらうのが最初の難関)
投げ銭としても使える
応募券なしの選書だけプラン(500円)もあるし、それ以外のプランでも応募をしなければ本屋への投げ銭になります。
今回のリニューアルは今までで一番、成功確率が高いです。
(これまでのリトルスタッフで得た知見を活かしている)
今度こそ本屋不況を終わらせる一発をかまします。
日記
リリース期限まで46日。
Twitterで進捗を投稿しているので、ご興味あればぜひフォローください。
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