LittleStaffとは何のサービスなのか
昨日に続いて「思考がフラフラしていた」第二弾。
営業のシミュレーションをしている時に、LittleStaffをどう説明するか迷っていました。
「最初は投げ銭のつもりだったんですが...」なんて説明するのは長すぎてダメなので、一言で現状を言い表すコピーが必要です。
案としては以下のようなものがありました。
- 本屋が投稿した画像を見れるサービス
- 具体的なようで結局何が出来るか、何が嬉しいか良くわからない説明
- 本屋の平台をWebで確認できる
- 平台以外も写すし(写せるし)、そもそも平台を撮ってくれる保証もない
- 本屋が投稿した画像のソーシャルブックマーク
- 本屋の有料会員プラットフォーム
昨日の話題と同じく最近では「画像閲覧サービス」の色合いが強くて、そっちを前面に押し出した方がいいのではと揺れていました。
TOPページやキャッチコピー的にも、画像サービスの方が分かりやすいし幅広くアプローチできるという理由もあります。
でも違和感がずっとありました。
何のためのサービスか
結果として今のLittleStaffは2つの異なる課題解決の機能が含まれています。
1つは当初からある「本を買う以外で本屋を支援したい」人向けの、有料会員の仕組み。
もう1つは「本屋に行けないけど本屋で売っている本の近況を見たい」人向けの画像サービス。
有料会員のリターンを考える過程で2つ目の機能が付いたわけですが、それがコンセプトに迷いを生みました。
最近ロゴを作成する上でコンセプトを決める必要があったのですが、数日決まらずにいました。
ですが今日考え直して、サービスとしての軸はあくまで有料会員だと再確認しました。
本屋専用のファンクラブ。これがコンセプトです。
それを決めたあとで人に会う機会があり、「本屋専用のファンクラブ」という説明をしたのですが自分的にしっくりきました。
そこから「会員になるとどういうリターンがあるのですか」という質問をされて、そこで初めて画像云々の話をしました。
これでいい気がします。
これをベースにして、あとはもっと話す内容と話し方を磨いていけば良さそう。たぶん。きっと。
ちなみに: 単なるファンクラブでは弱い
万人には受けないコンテンツでも小さいマーケット(少数のファン)には受け入れられることを利用し、多種多様なコンテンツを集めて集合体にする。
AKB48や妖怪ウォッチなどが好例で、だからこそ握手会や総選挙のような仕掛けが効果を発揮します。
そんなことが落合さんの本に書かれていて非常に納得しました。
- 作者: 落合陽一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/03/28
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (6件) を見る
LittleStaffも「本屋にはファンがいる」という「小さいマーケット」が根底にあります。
でもそれだけでは弱くて、せっかくLittleStaffを通してそのコンテンツ(本屋)が集まるのだから、上手く相互作用できないかなというのをずっと考えています。
それはユーザー同士かもしれないし、本屋とユーザーかもしれないし、本屋と本屋かもしれない。
確信を持てるアイデアはまだ浮かんでいないのですが、何かしら仕掛けないといけない。
単なるファンクラブ止まりでは勿体無いし、本屋業界に影響を与えるほどのインパクトは生みません。
日記
投稿画面 is Simple
投稿ボタンを押すと、スマホならカメラが起動するはず。
(まだPCでしか試していなくて、PCだとファイル選択ダイアログが出てくる)
プレビューで見てOKなら投稿。
Done。お腹すいた。
宣伝
このブログの更新情報は以下でも確認出来ます。
開発中Webサービスの画面モックを公開していますが、最新版ではコメント機能はなかったりするので仕様が古いです。