僕らが本屋の未来を変えるまで

リトルスタッフ開発や日々の取り組みについての記録

読書の途中でも感想をシェアできる読書レビュー系サービスを作ります

f:id:kanno_kanno:20180331205730p:plain

リトルスタッフとは別に新しいサービスを作ります。

【未経験OK】4/7(土) 「読んでからでは遅すぎる」 - 本を読みながら感想をシェアできるアプリを作る(企画編) | Peatix

本を読んでいる時に感じたことを残したい

例えばビジネス書や知識を増やすための本を読んでいる時に「なるほど」と思うことは多い。
例えばエッセイとか小説を読んでいる時に何気ない一文に心を打たれることがある。

自分が気付いたことや感じたことを単純に記録したいという思いもあるし、
この感動やアハ体験を他の人に共有したいと思うこともある。
メッセージ性の強い文章が心に刺さった時、知人やSNSのフォロワーにさりげなく伝えたいこともある。

こういう場合に現状では次のような行動しか選択肢がない。

  • A: 既存の読書レビュー系サービスを使って残す
  • B: SNSに投稿する
  • C: 自分のメモアプリに記録する
  • D: 個人宛にメッセージを送る(LINEなど)

しかし、これらはそれぞれ不満が残る。

A: 既存の読書レビュー系サービスを使って残す

Amazon含め、既存のレビューサービスというのは読み終えたことが前提になっている。
もちろん使い方次第では読んでいる途中からレビューすることも可能だろうが、思想や設計がそのようになっていないので使いやすいとは言えない。

読み終えたことが前提だと「感じた時」と「残す時」に時間差が生じる。
この時間差は当時の熱を冷ましてしまうし、読み終えた後に感じたことを整理して色々書くのはエネルギーがいる。

これはSNSでリアルタイムに投稿するか、後日ブログでしっかり残すかの違いに似ていると思う。

B: SNSに投稿する

それならばTwitterとかで投稿すれば解決かというと、これも微妙に物足りない。
まず「ある本についての投稿」がやりにくいことと、後から見返すのが面倒なこと。
返信を繋げる(スレッドにする)とかハッシュタグを付けるとかモーメントで集めておくとか手段は色々あるが、手間がかかることに違いはない。

しかも本に興味がないフォロワーにとってはノイズでしかなく、うざがられるのを気にして投稿を控える人もいるだろう。

更にTwitterでは「他の人が参考にする」というケースが難しい。
せっかくある本についての感想や意見を投稿するならば、その本に興味がある他の人が簡単に見えるようにした方が面白い。
それによって理解が深まることもあるし、購入の参考にもなり得る。

しかしTwitterFacebookInstagramでは後から本のレビューを探すのは難しい。

C: 自分のメモアプリに記録する

まとめたり、後から見返すという意味ではメモアプリで十分だ。
そのメモを公開できるなら他の人が参考にすることも出来る。

ただしこれはあくまで個人単位で、本のレビューとしてのプラットフォームではない。
「xxという本についてのレビューあるかな」という時に探せない。
探せるのはあくまで「この人はxxという本についてレビューを書いたかな」という点だけだ。

D: 個人宛にメッセージを送る(LINEなど)

これも知人に対して有効なだけで、「他の人に共有したい」という目的を達成できない。

こんな感じのサービスを作りたい

ということで次のような流れで使えるサービスを作りたい。

  1. 本を検索して選択する
    • 本 = 掲示板みたいな単位
  2. SNSに投稿するように、またはチャットを送るように、気軽に感想を投稿する

最低限シンプルにはこの2つ。
ここから更に「感想にいいねが欲しい」とか「Twitterに同時に投稿できるようにしたい」とか「自分が読み終わるまでは他の人の感想を非表示にしたい」とか色々付け加える。

この辺りの「どんな機能が必要かな」ということについて、4/7(土)に東京赤坂で2時間の作戦会議をします。
技術的なことは何も分からなくて構いません。
ご興味ある方は、ぜひご参加ください。

【未経験OK】4/7(土) 「読んでからでは遅すぎる」 - 本を読みながら感想をシェアできるアプリを作る(企画編) | Peatix

日記

睡眠時間を普段より削っているわけでもないのに最近ものすごく眠い。春か。

このブログの更新情報は以下でも確認出来ます