TOPページを作り直しました
リトルスタッフを7/2にリニューアルしましたが、3日目にしてTOPページを変更しました。この切り捨て力。
本屋の定期購読 | リトルスタッフ
ログイン不要でサンプルをお試し頂けるようになっています。リニューアル後のリトルスタッフがどういうものなのか、ぜひお試しください。
(既にログイン済みの場合はTOPページは表示されません)
ちなみに旧TOPはAboutページとして残してあります。リンクはフッターに一応追加しました。
http://www.littlestaff.jp/about
文章で伝えることの難しさ
旧TOPではサイトの説明を文章に依存していました。
キャッチーな写真もないし、分かりやすいイラストもありません。
「プログラマが個人開発した」レベルの域を超えていませんが、それでも仕様はシンプルだと思っていたので文章でいけると思っていました。
無理でした。
実際に見てもらった友人やSNS上での反応を見ていると、「分かりづらい」印象を持たれていました。
- 選書ってなに?
- 応募券ってどういうこと?
- 料金体系は?支払い方法は?
- 本屋ごとに課金するとは分からなかった(100%)
- 抽選ってなに?
- 店頭受取しかないの?配送して欲しいんだけど
- 無料で試せないときつい
などなど。
TwitterやLINEが当たり前に使われるようになって、たくさんの情報をみることに人間はなれているんですが 「なんとなく見ること」と「理解すること」は距離が遠いようです。
(友人に頂いたアドバイス)
同時に今「ユーザ体験」に関連する参考書籍を読んでいて、かいつまむとプロダクトの説明は「それを使った時の自分(物語)をイメージさせることが重要」とあります。
なるほど。「使った時の自分」を分かってもらうには、今の分かりづらさを解決するには使ってもらうのが一番早いです。
使ってもらっても分からなかったら、それはもう残念の極み。
ということでサンプルで使えるものを最初に持ってきて様子見です。
コアなメッセージを見つめ直す
旧TOPページでは「選書を楽しむ」という点が強めに出ていました。
「選書を定期購読する」とか「選書を楽しむ」とか「選書は個性」とか。
その考えに嘘はないのですが、それがリトルスタッフを使う上での一番の売りかというと、違います。
リトルスタッフが実現したい一番の売りは「いつもの本屋で、次に買う本を決める」ということです。
行きつけの本屋がある。本は本屋で買うのが好き。そういう人(僕)が、もっと本を選ぶことを簡単かつ効率的に行えるようにする。
本屋側の視点からすると来店のきっかけを作る。
それがリトルスタッフの売りです。(この辺はまだスマートに言語化できていない)
例えば。
リトルスタッフに登録して、行きつけの本屋を定期購読する。
普段の生活の中で、例えば移動中や休憩時間にリトルスタッフを見る。1回の投稿に対して最大5枚の商品。1分もあれば確認できる。
その中で気になる商品があったら応募してみる。落選した。まあいいか。次の商品を応募しよう。お、やったぜ当選した。
じゃあ近いうちに商品を受け取りに本屋行くか。...で、本屋へ来たからついでに店内をぶらっとしよう。他にも面白そうな本があるなあ。買おうかな。でも積読になりそうだからやめておこうかな。やっぱり本屋は面白い。
こういう利用ケースを想像しています。
まずは「行きつけの本屋」を便利に使うことから始める。そこから他の本屋にも興味を持ちだして、1ヶ月無料のチアプラン(選書のみ)で試す。気に入ったらプランを上げる。という流れを目指しています。
だから本屋一覧とか投稿一覧は消そうかなと考え中です。
(マイページ上での投稿一覧は残しますが、非ログインでも見える全体の投稿一覧は消す)
これら一覧系は企画段階のころから「欲しい」とご意見があり、リリースした今も機能改善の要望が強いです。登録されている本屋の所在地が知りたいとか。
でもそういう要望を持たれてしまうこと自体、僕が目指しているサービスとは異なる印象を与えてしまっているシグナルです。
まず実店舗への興味ありき。そこからリトルスタッフへ繋ぐことを目指す。
「xxという本屋があるか知りたい」という直接的な検索ならまだしも、「どんな本屋があるか知りたい」は利用用途が異なります。
(僕が作ろうとしているものと、読者がサービスに求めるものでミスマッチが起きている)
だから、オンラインでの宣伝だけじゃなくてもっとオフラインでの宣伝を増やさないといけない。
参加書店へ実際に訪れる人達にアプローチできる手段。どうするのが良いかアイデアはまだない。やること(やれること)いっぱい。手詰まりじゃないのはいいことだ。
開発者について
こちらの自己紹介をご覧ください。
リトルスタッフ開発者の自己紹介 - 僕らが本屋の未来を変えるまで