僕らが本屋の未来を変えるまで

リトルスタッフ開発や日々の取り組みについての記録

【リリース】投稿画像は購読していないと見れないようにしました

リトルスタッフ | 本屋の定期購読

この記事はリリースの詳細情報です。

概要

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  • 新着ツイートに画像を載せないようにしました
  • 本屋ページにあった「最近の投稿」を廃止しました

これにより「投稿された画像を見るには購読するしかない」状態になります。
この修正に関する理由は大きく2つあります。

理由1:購読者を第一に考える

ツイートや「最近の投稿」で画像を"チラ見せ"することは、興味ある読者を引き入れるための仕組みでした。
この仕組みは一方で、「購読者が1枚損をする」ことになります。購読しなくてもタダで投稿画像が1枚見れるからです。

サービスとして一番大事にすべきなのは購読者(本屋のファン)です。
新しい人を引き入れるような外側への注目ではなく、今はまずサービスを使ってくれている内側に意識を向けます。

※恐らくタイトルや説明文もそのうち「購読者のみ表示可能」にすると思います

理由2:リトルスタッフはあくまでリアルの補強材

リトルスタッフは、好きになった本屋さんをもっと楽しむためのサービスです。支援したり、選書や近況報告を見たり、応募して本を手に入れたり。
あくまで主軸はリアルです。ネット上に価値あるコンテンツを作るのではなく、リアルの価値をネットを通して届けるサービスです。
その思想にリトルスタッフの存在価値があります。

これは僕自身アイデアを考えていく中で何度も間違えそうになるんですが、Webサービス中心の面白さ(機能追加とか)を考えていくと、本屋に絞る必要がなくなります。
読者to読者でみんな引っくるめてサービスを使うように設計した方が面白いものになります。

そうじゃなくて、本屋に絞っている目的がある。リトルスタッフはリアル(本屋)とネットを繋ぐ存在じゃないといけない。
ネットだけに目を向け始めるとサービスとしての価値が崩壊する。

そんなわけで投稿画像を公開してしまうと、どうしても"画像"がコンテンツになり、そこでの優劣が目立ちます。
選書のスキルや店舗の良さに関係なく、撮影スキルやサービスの利用スキル(見せ方)に依存するようになります。

僕が常に意識しているのは、リトルスタッフで本屋を知る→購読、じゃなくてSNSとかリアルで知った本屋を好きになった→リトルスタッフで購読という流れです。

何とか多くの人に知ってもらおう、使ってもらおうとするあまり、引きの良い"チラ見せ"をしたくなります。
でも中途半端なことは辞めます。
どうすれば多くの人に知ってもらえるかではなく、どうすれば今使っている人がどハマリするサービスになるか考えます。
(使っている人、は読者だけじゃなくて本屋も含めます)


もし今の参加書店の中に好きな本屋があったら、購読してみてください。1ヶ月は無料です。
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