僕らが本屋の未来を変えるまで

リトルスタッフ開発や日々の取り組みについての記録

良いと思っても「いいね」しない問題

リトルスタッフを「個人が"本との出会い"をコンテンツとして発信するプラットフォーム」にリニューアルする - 僕らが本屋の未来を変えるまで
リニューアルまで設計や進捗を残していきます。


今回のリニューアルでは読者が「出会った本」を投稿して、それに対して他のユーザー(読者or本屋)がリアクションを残せる。
リアクションの詳細については投げ銭にも関わってくるので考え中だけど、今は「いいね」みたいなものだと思っていい。

当然この「いいね」が投稿者のモチベーションに繋がる。
自店が扱った本についての「いいね」が付けば本屋もきっと少なからず嬉しいだろう。

投稿を見たユーザーが「いいね」を押すことが重要になってくる。
ただそれは決して簡単ではない。仮に投稿がどんなに良かったとしても。

先日、リトルスタッフをリリース初期から応援してくれているマルめがねさん(@mrmgn56)がnoteに記事を書いた。

自分には物凄い熱いものがない。|マルめがね|note

単純にこういう熱い話が僕は好きだし、リトルスタッフのことも書いてくれていて「スキ(いいね)」を押したい気持ちになった。

しかし記事を見た時には押さなかった。
理由は単純に「noteにログインしていなかったから」。

僕はスマホTwitterを経由して記事を読んでいて、スマホではnoteにログインしていない。
「ログイン」は非常に面倒な作業の一つだ。

これは導線が「外部(今回はTwitter) -> note」なのが良くない。全てがプラットフォーム上で完結するのが望ましい。
Twitterの「いいね」だって同じプラットフォーム(Twitter)で見ているから気軽に押せるのであって、ログインしていない状態で見かけてもわざわざログインして「いいね」を押す人は少ない。

じゃあプラットフォーム上で完結させるにはどうしたらいいかと言えば、タイムラインなどを充実させることだと思う。
じゃあタイムラインを充実させるにはどうしたらいいかと言えば、ユーザー数や(質の良い)投稿を増やすことだと思う。
じゃあユーザー数や投稿数を増やすにはどうしたらいいかと言えば、「いいね」みたいなモチベーションを増やす...あれ?

ちなみにこの記事はPCで書いていて、PCではnoteにログインしているので先程「スキ」を押してきた。
noteはアカウントを取るだけで何もしていなかったので、初めて誰かの記事に「スキ」を押したんだけど、こういうポップアップが出てきた。

f:id:kanno_kanno:20180424092255p:plain:h400

スキをしたいだけなのに何でURL決めないといけないんだ。
しかも変更不可だから考えるコストが高い。
これは反面教師。

日記

リリース期限まで67日。
昨日は日中の仕事で4時間くらい残業してしまい、リトルスタッフの進捗が良くない。
今月はほとんど1時間以上は残業しちゃっているので、今日こそは残業せずに帰る。
日中の仕事にも責任を持って取り組みたく、チームとして結構スケジュール的にカツカツなので、どうしても「もうちょっとだけ進めておこう」となってしまう。

投稿の詳細画面。

f:id:kanno_kanno:20180424093358p:plain:h400

(表示する情報はもっと増える)

このキャプチャのように書影を左に置くか、スマホInstagramを見た時みたいにどんと1行使ってしまうか。
ブクログとかStandとか他の読書系サービスを見ると並べているものが多い。
Amazonは1行使って、左右に余白を設けている。

見せたいコンテンツが「本」なのか「投稿者の情報(コメントとか)」なのかで変わると考えている。
今回は「本」そのものではなくて「誰が」(+任意で「何故」)という情報がメインなので1行に両方詰める形にしている。

こういう細かいUIがイチイチ悩む。

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