僕らが本屋の未来を変えるまで

リトルスタッフ開発や日々の取り組みについての記録

リニューアル進捗16日目: 無料ページ込みで再設計中

この記事は 本屋専用ファンクラブ | リトルスタッフ の開発記録です。

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リトルスタッフの仕様を「本屋の日記を書くことで投げ銭する」ものに変更中です。
参考: 新機能(仮)は「読者が育てる本屋の日記」 - 僕らが本屋の未来を変えるまで

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↑説明資料です(作成途中)。


今日の進捗。
ここ2日は体調不良で何も出来なかったが、そのおかげで一歩引いて仕様を見直すことが出来たかもしれない。

数日前に「まずは無料ページだけで進める」と決めた。そうなると設計し直さないといけない部分も出てくる。
大きな点として「読者がリトルスタッフで日記を書く理由」を再定義しないといけない。

有料ページ縛りだった時は「投げ銭するため」にリトルスタッフを使うという理由があった。
無料ページではもちろんこの理由は使えない。

単に「本屋を応援する」とか「自分の記録」という点だけにしてしまうと、「Twitterでいいじゃん」となる。
Twitterの方が画像も投稿できるし、いいねやRTなどの反応もあるし、自分のフォロワーが見てくれることで自己顕示欲も満たせる。

無料ページで進める以上は、純粋に「リトルスタッフで日記を書くことが楽しい」と思わせないといけない。
「コンテンツが集まれば楽しい」という考えが不発に終わることは現状のリトルスタッフで学んでいる。
仕様を考え中。

以下、今朝の作業記録。

(ボツ案) ページは有料、書き込みは無料という仕様を考えた

こんな仕様を考えてみた。
無料ページを用意するのではなくて、ページはあくまで有料とする。
ただしページには5回(仮)書き込みが可能で、書き込むのは他の人でも無料で出来る。

なのでこんな流れになる。

  1. 読者は有料ページを買う
    • 初期リリースでは僕だけ有料ページを持っているとか、特定ユーザーだけに持たせるとか
  2. 読者は本屋に対して、ページを使って日記を書く
  3. 他の読者はそのページに対して書き込みが出来る

これの良いところは「ページは有料」という一貫性と、「ページに書き込む」という世界観が保てること。

でも今のところはボツ扱い。

ボツ理由1つ目は、これだと結局のところ日記に対するコメントになりそうだから。
僕の中でコメントは95%の人が書かない。
極端なイメージで言うとTwitterで誰かが「本屋X良かった」というツイートをして、そこに第三者がコメントを挟むかどうか。挟みませんよね。

ボツ理由2つ目は、これだとページの歴史が作られないこと。
これはページの歴史を優先するか、こっちの書き込み仕様を優先するかという話ではある。

そもそも冒頭の話に戻るけど、読者は何のためにリトルスタッフを使うのかという設計が弱くなっている。
そこをきちんと想定しないと目的と手段が逆になってしまう。

ページの購入画面を消した

無料ページによりページの購入画面は不要になったので、実装してあったコードを消した。

利用規約等の確認

弁護士さんから再度、修正案が届いたので確認して返信した。

日記

リリース前のあのサービスはプレ登録が2000人に到達したらしい。
2000人が毎月1000円投げ銭したとしても、運営側の手数料が5%だとすると10万円しか入らない。
このままユーザー数(母数)が増えるのか、他のマネタイズも絡めてくるのか気になっている。

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