僕らが本屋の未来を変えるまで

リトルスタッフ開発や日々の取り組みについての記録

リニューアル進捗11日目: 進捗ゼロ

この記事は 本屋専用ファンクラブ | リトルスタッフ の開発記録です。

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リトルスタッフの仕様を「本屋の日記を書くことで投げ銭する」ものに変更中です。
参考: 新機能(仮)は「読者が育てる本屋の日記」 - 僕らが本屋の未来を変えるまで

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↑説明資料です(作成途中)。




今日の進捗。
今日は考え事だけしていて、開発は進んでいない。

朝: 無料のページを用意するかどうか考える

昨日のブログより。

リトルスタッフをこのままリリースすると、以下の3つの属性を満たすユーザーしか使えない。

  • お金がある人(投げ銭する余裕がある人)
  • クレジットカードを持っている人
    • SNSを見ている限りでは、意外と持っていない人もいるみたいだ
  • 本屋が好きな人

その後は「プレゼント」を付けて「お金やクレカがない人」も参加できるようにする予定だった。
つまりユーザー層は狭いところから広げていく形になる。
戦略として本当にこれでいいのだろうか?

これについて、主に「無料で使えるページを用意するか」を考えていた。

SNSやレビューサイトを作りたいわけではないので、無料ページを用意することはコンセプトに反する。
無料の「良かったです」を10個集めるより、有料(投げ銭)の「良かったです」を1個集めたい。
無料でいいなら既存のSNSなりで発信すればいい。

では「プレゼントされたページ」はどうなのだろうか。
これもいわば無料ページだ。だったら、最初から無料ページを用意するのと変わらないのではないか。

朝: リリースする機能を小出しにするか考える

リニューアルの初回リリースでは「日記を買う」のと「日記を書く」のをリリースするつもりだった。
でもまずは「日記を書く」だけをリリースする方がいいのではないか。
開発面の都合と、ユーザー(読者/本屋)とサービスを馴染ませるために段階的な方がいい気がしてきた。

そうなると、やはり無料ページの存在が必要になってくる。
もしくは有料ページだけどリトルスタッフが負担して無料で配るとか。
この場合は後から本屋が換金できるというだけで、読者からしたら無料ページと変わらない。

例えば無料ページは1ヶ月で消えるとか、「日記を買う」機能をリリースした時点で消しますと公言するとか。
(あくまでテスト版として無料ページを出すだけ)
消されると分かっている日記を書くだろうか。でも日記を読み返す人は少ない気がするし、SNSだって過去の発言を振り返ったりはしない。消えているのと大して状況は変わらない。

どうしたものかな。と考えていたら出勤時間が来たのでタイムアップ。

夜: 日記の仕様を変更するアイデアが浮かぶ

仕事からの帰り道を歩いていたら、ふと閃いた。
交換日記のように、ページに投稿の記録を付けたらどうだろうか。
読者は単なるページを買うのではなくて、「誰かが書いたページ」を買う。
自分はそれに追記する形で本屋の日記を残す。

これにより、例えばある日の本屋Aに投稿されたページは以下のような記録を持つ。

  • 本屋Xに投稿された日記
    • 以前そのページを使って誰かが書いた日記
  • 本屋Yに投稿された日記
    • 以前そのページを使って誰かが書いた日記
  • 本屋Aに投稿された日記
    • 今回投稿された日記

文章だと全然伝わる気がしない。

1時間前に浮かんでまだアイデアを詰めていない閃きレベルだけど、イメージ的にも理屈的にも面白くなる予感がしている。
ただ開発がちょっと面倒そう。
いくつか制限は必要そうだけど、それがユーザーにとってストレスにならないようにしないといけない。

本当にこの方向で進めるかどうかを今から考える。

日記

利用規約の修正案が届いたので確認しないといけない。

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本屋向けのこういうのも開発しました。ご興味ある方をお待ちしています。

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