僕らが本屋の未来を変えるまで

お客さんと本屋さんが繋がる"本屋3.0"を実現するまでの記録

まずは本屋体験の結果による価値を可視化する

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この記事は 本屋専用ファンクラブ | リトルスタッフ の開発記録です。

リトルスタッフを「本屋の価値を可視化する」ものに変更するべく考え中です。
今日は「どう可視化するか」に関するメモです。

「価値」を大別すると2種類ある

価値には「結果」と「期待」の2種類あります。
実際にお店に行って何か体験をした場合は前者、「面白そう」「この人なら」というワクワク感を最大化する場合は後者です。
モノを買ったり一般的にお金を払う行為は前者。
株式やVALUクラウドファンディングなどは後者です。

前者は購入、後者は投資と捉えてもいいかもしれません。

まずは結果の価値から攻める

開発する上で一度に全ては選べません。
リトルスタッフではまず、「結果」から生じる価値に注力します。

理由は2つです。
1つ目は、初期のターゲット層が「好きな本屋があり、応援したい人達」だからです。
好きな本屋があるということは、既に結果を得ています。

2つ目は、結果重視なら本屋は既存の業務をほとんど変える必要がないからです。
期待値重視になると色々とコンテンツを投稿したり作業が必要になってきます。
結果重視なら本屋に必要な最低限の作業はリトルスタッフに登録するだけです。(今の想定では)

本屋体験の結果とは

本屋体験の結果とは「本を買った」だけではありません。

  • 何も買わなかったけど店主と話した
    • 人生相談を受ける店主さんもいるそうな
  • (そこでは買わなかったけど)本と出会えた
  • ブックカフェのコーヒーが美味しかった
  • ギャラリーを見た
  • イベント系
    • イベントに参加した
    • そのお店でイベントを開催した
  • その本屋ならではの追加体験
    • 栞を書いてもらった
    • 本をタダでもらった
    • 猫と戯れた
    • etc...

レストランやアパレルなどと違い、こういう多様な体験を提供できるところが本屋の特徴です。

本屋の価値を記録する

上記で書いたような体験を価値として、読者はリトルスタッフを使ってその本屋で「何をしたか」を残します。
別日に書きますが、この「残す作業」を通して本屋にお金が渡るようにします。

でも「記録する」ようなUIではダメ

分かりやすく「記録する」と書きましたが、実際には記録的な感じにはしません。
記録という行為はハードルが高いからです。

  • ハードル1: 面倒臭い
  • ハードル2: 自分にとってメリットが少ない
  • ハードル3: 「全てを記録しないといけない」完璧性を与える
    • 1回でも怠ると投げ出しがち

加えて、「記録する」という行為を行動フローに差し込むのが難しい。
来店する -> お店でなんやかんや -> お店を出る -> その後
この流れに「記録する」を埋め込むのは至難の業です。

なので記録するわけじゃなくて、SNSに書くのと同様「シェアする」という感じで行こうと思っています。

「良かったよ、ありがとう」を伝える時の手段にリトルスタッフを選択してもらうのが目標です。
もちろんリトルスタッフを通すと本屋にお金(に換金できるポイント)も入るので一石二鳥。

読者のメリットは何か

価値を残すことで読者には何のメリットがあるか。
単純に本屋を応援できるだけだと弱いです。
そこにエンタメ要素が必要で、戦略的に言えば社会的欲求を満たすようなものが欲しい。
(自己肯定感とか承認欲求とか自己顕示欲とか、内面的な満足)

考えてはあるので、ブレなければ別日に書きます。

スタッフ感を出したい

Twitterのように流れるメディアではなく、きちんと本屋に関連して本屋体験を残すことは本屋の宣伝に繋がります。
つまりこれはマーケティングであり、ブランディングです。

この「残す」行動をした人々は、その本屋の"マーケティングスタッフ"です。

今回はマーケティングですが、将来的には色々な"スタッフ"を用意できます。

  • イベントを企画した、手伝った: イベントスタッフ
  • 書店員経験をした: 販売スタッフ
  • 棚を借りて選書した: 選書スタッフ
  • 単純に投げ銭した: 応援スタッフ(チアリーダー的な)

(仮なので名前の安直さは置いておく)

懸念: 超えないといけない壁

頭の中ではイメージが固まってきたけど、課題が大きく3つあります。

  1. 法律面
    • 本当に問題なく可能なのかどうか
    • とりあえずアポは取り付けたので聞いてくる
  2. UI/UX
    • 今回の形はUIやUXが大事になってくる
    • 僕の「プログラマが作ったデザイン」でどこまでイメージを具体化できるか...
    • 発注というか、二人三脚でやってくれるデザイナーさんが欲しい
  3. 伝わるのかどうか
    • 僕のレベルではまだ「作ったものは想像以上に伝わらない」ことは現状のリトルスタッフで学んだ
    • 今回ポイントが絡んで現状のリトルスタッフより複雑になるけど、ちゃんと伝わるだろうか

日記

今回も少しずつ作ってリリースする予定だけど、それでもかなり開発量がある。
まだまだ考えないといけないことも残っている。
しかし明日から仕事が始まるので作業時間は多くない。
1月の進捗が今後のスピード感を決める。気合を入れる。

宣伝

本屋向けのこういうのも開発しました。ご興味ある方をお待ちしています。

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