僕らが本屋の未来を変えるまで

リトルスタッフ開発や日々の取り組みについての記録

本屋の価値として何を可視化するか

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(投稿が初の2行に...!)

この記事は 本屋専用ファンクラブ | リトルスタッフ の開発記録です。

リトルスタッフを「本屋の価値を可視化する」ものに変更するべく考え中です。
具体的に何を可視化するか、について考えていることのメモです。

本屋の価値とは

結論から言えば「人それぞれ」です。
単純に「近い」ことに価値を見出す人もいれば、選書や棚作りを求める人もいるし、店主の人柄に惚れる人もいます。

こういう千差万別の「本屋の価値」をなるべく拾うために、機能的には汎用的なものにしておきたい。
例えば「選書という項目を5段階で評価」みたいなことはしない。

本屋目線で考える

本屋目線で考えた時に嬉しい反応は何か。
それは「来店してもらい、本を買ってもらい、出来ればその感想を聞く」ことだと思います。
自分のお店で本を買ってもらい、かつその本に満足してもらったら本屋冥利に尽きるはず。

なのでリトルスタッフを通して、これらが可視化されるとモチベーション的にも良いのではないか。

読者目線で考える

読者として、良い本屋に出会った時にどうするかを考えます。
恐らく現状で一番多いのは、SNS上で「良かった」ことを記録がてら報告することです。
「xxという本屋に行って、yyという本を買った。読むのが楽しみ」とか。

本を買う以外でも、コーヒーとかイベントとかギャラリーとか、本屋体験を通して心動かされた時にはSNSで共有することが多い。
その際にはお店のアカウントなども含めて、周知とお店への報告を兼ねる。

どうでも良い本屋の場合は恐らく「本屋で買った」としか書かず、好印象だった本屋は「xxという本屋で買った」となるはず。
この時、少なからず「良かった本屋の宣伝に貢献する」という気持ちが働いている。つまりスタッフ。リトルスタッフ。

本屋にとって「良かった」という感想が嬉しく、読者としても「良かった」と伝えることが一番自然ということ。

その他のタイミング

上記は主に「実際にお店に行った後」をタイミングにしています。
しかし応援したくなるタイミングはそれだけとは限りません。

ネット上で好きな本屋の活動を見た時に、軽いチップ感覚で応援したくなることもあるはずです。僕はあります。

リトルスタッフでは既存の「今日の1枚」に加えて、更に「活動報告」的なものを持たせようかなと考えています。
それらの投稿に対してポイント(価値)を投げられるようにする。

つまり何を可視化するか

「何を可視化するか」と「どう可視化するか」は密に繋がっていますが、「何を」だけ切り出すと次の2つです。

  1. 「良かった」という体験
  2. 応援したい気持ち

補足: どう可視化するか

考え中ですが、現時点ではこんな感じ。

  • レターポットやOfuseのような「文字を買う」形にはしない
    • 文字数と応援したい気持ちが比例するとは限らないので
  • ポイント(有料)を使ってリアクションやコメントを残せる形?
    • ただ有料にするだけだと読者の「使う理由」が薄い
    • ここは投げ銭のごとく、以下の要素が最大化されるような仕組みが必要
      • 相手の役に立っている
      • 相手の喜ぶ反応が伝わる
      • 自分の記録になるなどメリットがある
  • 今のカレンダーUIに集約出来る気がしている
    • カレンダー + 今日の1枚
    • カレンダー + 活動報告(今日の1枚とは切り離すが、日記に近くなる)
      • 日記機能を丸々作るのはアレなので、短文しか載せられないようにしたい
    • カレンダー + 読者の記録
      • その日に「行った」「買った」「読んだ」的なのを残せるように
      • 同じくコッチも短文だけにしたい

「応援はしたいけど言葉を伝えるのは気恥ずかしい、面倒臭い」という人もいるはずです。
僕がそのタイプだったりします。
継続課金じゃなくて投げ銭的に何回も応援する形だと特にそうなるはず。

なので無言だけど応援はしっかりできるような方法もちゃんと検討したい。
それかあくまで「自分のメモ」という使い方になれば、上記心理的抵抗はないかもしれない。
(自分のメモだけど本屋さんにも伝わるような形)

日記

少しずつ頭の中では形になってきたけど、まだふんわりしているところも多い。
ノートにひたすら書いて頭の中をごちゃごちゃさせて、勢いそのままブログに書くことで整理するスタイル。

宣伝

本屋向けのこういうのも開発しました。ご興味ある方をお待ちしています。

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