僕らが本屋の未来を変えるまで

リトルスタッフ開発や日々の取り組みについての記録

継続課金じゃない方がいいのかも

f:id:kanno_kanno:20171228223743p:plain:w600

この記事は 本屋専用ファンクラブ | リトルスタッフ の開発記録です。

いかにして本屋と読者の間に、お互いが満足する経済を作るか。
「継続課金 x 本屋のリターン」という考えで進めてきましたが、継続課金じゃない方がいいのかもしれません。

継続課金による本屋側の負担

まず「毎月リターンを返す」ということへの負荷。
作業量が増える場合は体力的に疲れますし、心理的にも何かを続けるというのは大変です。
本屋によりますが、もしリターンを5個とか作ったら毎月5個のリターンを担保しなくてはいけない。
これは結構大変です。

もちろんリターンの工夫で回避は出来ますが、どうしても付きまとう問題です。

継続課金による読者側の負担

これも結局リターン次第になってしまいますが、ちょっとしたリターンを受けるのに継続課金はハードルが高い。
なんか面倒臭いし、割高に感じてしまうかもしれない。

継続課金型のサービスは昔からたくさんあるので、リターン次第ですが。

本屋の質というよりクラウドファンディングのスキルになる

クラウドファンディングの成否は説明文とかリターンの付け方とか、そういうところで差が出ると言われています。
これはこれで重要なスキルですが、本来の本屋のスキルとは一切関係ない。
言ってしまえばマーケティングスキルです。
そこに長けている人が勝つ世界になる。

実力主義で強者が勝つのは構いませんが、本屋のスキルとは関係ない部分で勝負となると、僕が望む世界とは違う。

他の要素と関連させにくい

「今日の1枚」とか、単純に来店してお店のファンになったとか。
そういうケースと継続課金が関連しにくい。

そういう選書画像とか実店舗の雰囲気とか全部ひっくるめて「このお店が好きだから応援する」というのを形にしたい。
その上で「うちの本屋はこういうことをやるよ」っていう、当初から考えていたリターン型のも組み込みたい。

そう考えると単発課金とかポイント(トークン)制とか投げ銭とか、やっぱりそっちに戻ってくる。
法律面も含めて、もう一度調べたり考え直したら何か突破口あるかな...。

日記

日中の仕事を納めた。
振り返ってみると日中の仕事を始めた12月、全然自己管理が出来なかった。

常に「これじゃダメだ」という意識があって生活リズムとか試行錯誤したんだけど、どれも上手くいかなかった。
来年の1月をどうやって乗り切るか。
2月以降は契約内容を少し変えて頂くように話が付いているので様子見。

宣伝

本屋向けのこういうのも開発しました。ご興味ある方をお待ちしています。

このブログの更新情報は以下でも確認出来ます。