Amazonレビューと読書系SNSのレビューと書評の位置付け
この記事は 本屋専用ファンクラブ | リトルスタッフ の開発記録です。
今日はリトルスタッフには直接関係ありませんが出版業界に関する話です。
本のレビューに関するサービスは大きく分けて3つあります。Amazon、読書系SNS、書評サービスです。
僕はそもそも店内POPも参考にしないし、「レビューや書評」をほとんど参考にしません。
念のため補足しておきますが、存在を否定するわけではなく、あくまで僕が一読者として使わないというだけです。
それでも割とAmazonレビューを参考にすることは多くて、何でだろうと思っていました。
最近その理由が分かったのでメモです。
それぞれの立ち位置が異なる
読者の行動フローを大雑把に次の項目に分けます。
- 知る
- 読む(買う)か決める
- 読んでシェアする
この項目に対して、冒頭にあげたサービスを当てはまるとこうなります。
もちろん完全に分離されているわけではなく他の項目に影響する部分もあるでしょうが、主軸は上記の通りだと僕は思っています。
僕が欲しいのは「失敗しないための情報」
僕が個人的に求めているのは失敗しないための情報です。
思い返してみると僕がAmazonレビューを参考にするといっても、その対象は技術書やビジネス書など「情報系」の本だけです。
小説やエンタメの本を買う時にレビューを気にしたことはありません。
エンタメの評価なんて読む人次第で変わるので当てにならない。
実際、ある小説を読んで「つまらん」と思ってからレビューを見たら高評価だった、なんてことは珍しくない。逆も然り。
ビジネス書において読書系SNSよりAmazonレビューを使う理由は主に2つ。
「☆ごとのコメントが見やすい」のと「あくまでレビューである」こと。
「失敗しない」ための情報として有益なのは「評価が低い人の数と意見」です。
エンタメと違いビジネス書とかだと「ダメな理由」は根拠を持って意見できます。
史実と違うとか、既存のxxを言い換えただけとか、同じことをクドクド書いているだけとか。
僕はたぶんこういう意見を求めてレビューを見ている。
だから☆5つとかの意見は参考にしていない。
読書系SNSと違うのは、読書系SNSはレビューというより感想です。
シェアしたり記録したりすることが目的なので、個人的なメモ書きとか本の要約とかも混じってきます。
Amazonにももちろんそういうのはありますが、サービスとしてお互いに立ち位置が違う。
結論
僕はビジネス書とか情報系の本に限り、失敗しないためにレビューを見る。
だからそういう路線のサービスが出てきてレビューも充実していたら、たぶん使う。たぶん。
日記
一週間経っても風邪が一向に直らない。つらたん。
が、今日と明日は考えることに時間を割く。
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本屋向けのこういうのも開発しました。ご興味ある方をお待ちしています。
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