LittleStaffの仕様を微修正とバックログに要件追加
昨日、本屋関係の友人に会ってLittleStaffへの意見を頂いたのでメモしておきます。
投稿が画像のみについて
僕の狙いに共感してもらえました。
- 画像から得られる情報は多いので、画像だけで十分
- コメントやタイトルすらないのは気軽に投稿出来てよい
結局「本屋(投稿する人)のセンス依存だけどね」というのも一致しました。そうですよね。
投稿頻度はそんなに多くないかもしれない
これも結局は投稿者に依存しますが、ただ「変化があった棚」を写すだけでは頻度は高くない。
毎日棚を入れ替えるような本屋は多くない。
でも投稿しようと思えば何でもネタはあるわけで、頻度を上げることは不可能ではない。
サービスに閲覧者を呼ぶ上で高頻度の更新は必要不可欠なので、どうしようかなという感じ。
参加書店が増えてくればサービス全体の更新はごまかせるんだけど、参加書店が少ないうちは「更新されていない日」が出てくるかも?
それは絶対に避けたい。
パトロン数や課金額は一般ユーザーに見せない
表示すると本屋間でどうしても格差のようなイメージを生んでしまう。
大衆心理としても、少ないパトロン数の本屋は面白くないんだろうなという印象を与える可能性が高い。
クラウドファンディングのように達成金額という明確なゴールがあれば、どのくらい集まっているかを可視化するのは盛り上げる効果に繋がる。
仮に集まらなかったとしても、それはプロジェクト自体の「失敗」であり担当者へのダメージはほとんどない。
誰が失敗したかではなく何のプロジェクトが失敗したか、で考えるから。
でもこれが継続課金だと、盛り上げる効果にはならない。
それにダメージは担当者(LittleStaffでいう本屋)に返ってくる。課金額がそのまま印象操作になる。
ごもっともなので、本屋アカウントはもちろんパトロン数/課金額を確認出来るとして、一般ユーザーは非表示にします。
カテゴリ(タグ)を付ける
元々のアドバイスは以下のようなものです。
「店内の見取り図が表示されていて、クリックするとその箇所の投稿が見えると"本屋にいる感じ"があって楽しそう」
「SUUMOの360度パノラマみたいな」
僕はそれを受けて、とりあえずカテゴリ分けはあった方がいいかもしれないと思いました。
「ミステリ」とか「ビジネス書」とか「新刊」とか。
「本屋にいる感じ」は出せませんが、スモールステップとして。
これは2つの効果を生みます。
- 本屋を跨いで同じカテゴリの投稿を一望できる
- どの本屋でも置いてある本が分かったり
- 逆に珍しい本を置いてある本屋が目立ったり
- ある本屋の投稿一覧をカテゴリで絞ると歴史が見える
- 「ビジネス書」で絞ると、この数ヶ月(または数年)どういう風に変化してきたか分かる
- もしくはずっと居続ける「定番書」みたいなのも見えてくる
話している中で、これは一般ユーザーより書店員さんが喜びそうという話に。
例えば(ちゃんと投稿されていれば)、ある棚の中からどの本を抜いたのか、とかも分かるようになります。
よく言われることですが、本棚の編集は何を足すかより何を抜くかが難しく、センスが必要になります。
僕も本屋バイトしていた時、配本された本をどの棚に入れるかは分かっても、キツキツだった場合に何を抜けばいいかが分かりませんでした。
その選定の過程を画像で確認できるわけで、書店員さんにとっては貴重な参考情報になりそうです。
カテゴリ(タグ)を付ける?
上記のとおりカテゴリ分けは面白そうです。ユーザーのためにもなる。
では初期リリースに盛り込むかというのを考えてみたのですが、たぶん初期リリースでは盛り込まない。
理由は単純で、時期尚早かなというだけです。
- 投稿数が少ないうちは寂しい
- 「ビジネス書」で絞ってみたけど数十件しかない、とかでは逆にしょぼい印象を与えかねません
- そもそも投稿数が少ないうちは絞ってみる必要性があまりないです
- 歴史を辿るという意味では最初からあった方がいいんですが、それを上回るメリットが少ない
- 投稿者の手間を減らす
- ずっと言い続けている初期段階のコンセプト
- カテゴリ付けの手間すら初期リリースでは避けます
2度目の大きなリリースあたりで追加かなという気でいます。
課金リターンに関するあれこれ
「本屋としてこういうことがしたいので、LittleStaffにそのサポートがあると助かる」というアイデアを頂きました。
(隠す必要はないかもしれませんが、ちゃんと許可を取っていないのでぼかしています)
そのアイデアは僕も賛成で、応援したいし、むしろ前例としてもっとあればいいのにというものでした。
近しいものを僕も考えたことがあるし、ほんの一部の本屋さんは似たようなことをしています。
ではLittleStaffとしてどうサポートするか。
そのアイデアをそのままサポートすると、課金リターンとしての機能がそこに限られてしまいます。
前述の通り僕は賛成のアイデアなのですが、拒否する本屋さん、不可能な本屋さんもたくさんあることは想像できます。
またLittleStaffは今回のように「本屋としてこういうことがしたい」という思いを出来るだけ幅広くサポートしたいです。
そうなると具体的な作り込みよりは、抽象的なサポートの方が汎用性がある。
最近のクラウドファンディングで「Facebook非公開グループへの参加券」をリターンにしているのが多い状況に近いです。
CAMPFIREやDMMオンラインサロンのようなプラットフォーム側でグループ機能を作り込むのではなく、具体的な機能は外部を使ってもらう。
ああいう形が理想です。
ということでもう少し考え中。
日記
今日もガッツリ寝てしまった。こんにちはMr.スランプ。もう家で寝たら負けな気がしてきた。
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http://little-staff.hatenablog.com/entry/2017/10/16/184104
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開発中Webサービスの画面モックを公開していますが、最新版ではコメント機能はなかったりするので仕様が古いです。