CAMPFIREファンクラブで集客できているプロジェクトを調べる
ファンクラブの既存サービスとしてCAMPFIREファンクラブを軽く眺めました。
まだ全然数は少なく、全部で135プロジェクトしかない模様。
その中で「50人以上もしくは10万円以上集まっているファンクラブ」をピックアップしました。
なお紹介目的ではないので特にリンクは貼りません。
箕輪編集室
250人 / 1,447,380円
いま話題の編集者、幻冬舎箕輪さんのオンラインサロン。
Facebook非公開グループへの参加券を売っている。
他プロジェクトを置き去りにする桁違いの金額だけど、これは強力な実績・タレント性ゆえなので異例。
宇宙へのチャレンジを共に歩む!なつのロケット団ファンクラブ会員募集!
216人 / 328,500円
堀江さんが絡んでいるインターステラの活動資金。
知名度の高さと、宇宙開発に興味ある人に刺さるのだと思われる。
リターンは限定情報配信が主軸。
おとぎ町ファンクラブ
256人 / 139,500円
キングコング西野さん関係のプロジェクトその1。
(このプロジェクトの担当は西野さんではない)
ファンクラブに入会すると嬉しい特典が付きます!! イベントの優先参加券だったり、イベントに安く参加出来ちゃいます!
リターンの説明がこれだけで250人も人が集まるのは、ネームバリューやサイト以外での宣伝、口コミが大きいのだと思う。
スナック『キャンディ』ファンクラブ
764人 / 396,755円
キングコング西野さん関係のプロジェクトその2。
(このプロジェクトの担当は西野さん)
これもFacebook非公開グループへの参加券っぽい。
西野さんや、共同オーナーであるSHWOROOM代表の前田さんのタレント性ゆえ。
革命のファンファーレの中で紹介したり、トーク番組で話したりとか広告をたくさん打っているので、このプロジェクトはもっと人が増える。
あんちゃ&るってぃの"ヤるサロン"
118人 / 351,721円
ご存じFacebook非公開グループ参加券。
「20代のパラレルワーカー・ノマドフリーランス最強集団」をつくるための創造活動の場を提供します。 独立に必要なWebスキルをすべて身につけ、「20代の”人生共有”」を行っていきましょう!" 「ヤる気」のある人のみ募集です。
幅広いコミュニティのようだけど、なぜこんなに人が集まっているのか読み解けなかった。
「ヤる」といっても卑猥な意味はないらしい。
渋谷道玄坂のブックカフェ「BOOK LAB TOKYO」のマイクロオーナーを募集
94人 / 890,000円
最近メルカリに参画したと話題のLabitが運営していた本屋BOOK LAB TOKYOのプロジェクト。
要は「赤字が続いてやばいので活動資金ください」というもので、継続課金で本屋を支援するという点ではLittleStaffに一番近いプロジェクト。
プランが5,000円と10,000円という高額なものしかないせいか、「赤字でやばい」とまで訴えているのにパトロンが100人に満たないのは考えさせられる。
金額の問題か、お金を払うファンというのはそのぐらいの人数なのか、告知不足か、リターンの問題か。
「人生で勝てる習慣」をつくる朝活コミュニティ「朝渋NEXT」を渋谷ではじめます!
57人 / 169,860円
上記BOOK LAB TOKYOで開催されている「朝活+読書会」のプロジェクト。
恒例のFacebook非公開グループ参加券。
活動資金の記載が見当たらず、これ何に使っているのだろう。
「美女読書」編集室〜本好きライター向けライティングサロン〜
30人 / 100,000円
「美女読書」というWebサイトが運営する、ライティングスキルをアップするためのサロン。
本家Webサイトとは異なり、美女モデルが関連するリターンを約束するものではない。
たぶんライティングスキルをアップさせたい人が会員になっている模様。
興味深いのは、500円のプランはリターンがなく単なる応援なのだけど、このプランのパトロンは1人もいない。
≪カリスマサイド≫パトロン募集!
21人 / 185,000円
▼カリスマサイドとは
中村インディアと私。と水野しずが中心となり、多種多様な才能を持った人を発掘し、ミスiDと共謀しながらジャンルを超えクリエーターやアーティストと共にパフォーマンスを創り出すアート集団。
これは分かりやすく、そのもの「ファンクラブ」っぽい。
からくり好き?俺は好き!鈴木完吾の製作奮闘記
30人 / 134,500円
これも正当なファンクラブっぽい。
主にレポートをリターンにしているあたりも、LittleStaffの当初の想定と同じ。
TOKYO ICEHOCKEY CHANNELファンクラブ
69人 / 64,800円
アイスホッケーを盛り上げるための活動資金。
「アイスホッケーの振興に力を貸してください」という分かりやすいプロジェクト。
プランも500円のみ、リターンはレポートのみというシンプルさ。
まとめ
135プロジェクト中、現時点ではこの11プロジェクトしか条件を満たすものはありませんでした。
やはり継続課金は簡単ではないのか。
今回あげたプロジェクトを参考にすると、やはりブランド力は大事。
でもそれだけでは足りず、「自分のためになる」ことを強くイメージさせないとダメだと感じました。
特に「自分のスキルアップに繋がる」「エンタメへの参加券」「物理的なリターン」のどれかが一つでもないと厳しい。
日記
久々にアジャイルサムライを読み直している。
最初に読んだのはたぶん5年以上前だからほとんど覚えていなくて、新鮮な気持ちで楽しんでいる。面白い。
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http://little-staff.hatenablog.com/entry/2017/10/16/184104
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